カラオケ字幕で「誰が歌うか」を伝える際、「色」だけで区別していませんか?
実は、色だけに頼ったデザインは、特定の人にとって非常に判別しにくいものになってしまいます。
すべての人が楽しめる字幕を目指して、アクセシビリティに配慮した工夫を取り入れましょう。
統計によると、日本人男性の20人に1人(約5%)、女性の500人に1人が、特定の色を識別しにくいという、遺伝子に由来した先天性の「色覚特性」を持っています。
つまり、20人規模のカラオケオフ会があれば、その中に1人は「色の違いがわからない」と感じている可能性があるのです。
年齢を重ねたり、目の病気を患ったりすることで、視力だけでなく「色のコントラスト」を感じる力も変化します。
DAMやJOYSOUNDなどの業務用カラオケでも採用されている、最も標準的な方法です。
♠青パート(男性など)
♥赤パート(女性など)
トランプのスートや●■★などの記号はテキストとして入力するだけなので、どんなソフトでも手軽に導入できます。
シンプルで馴染みのある記号は判別しやすく、どのような場面でも活用できます。
動画作成ソフト(ニコカラメーカー3など)の「インライングラフィックス機能」を使えば、字幕に画像を挿入できます。
キャラクターソングなどの場合、顔を表示することで一目で誰のパートか伝わり、親しみやすさもアップします。
人数が多い場合には、アイコンの形状を変えたり、通し番号を添えたりすることで区別しやすくなります。
アイコンの代わりに、歌手やキャラクターの名前やイニシャルを添えるのも効果的です。
【太郎】青パート
【花子】赤パート
誰が歌っているパートか明示されるため、間違えることが少なくなります。
配置の工夫: 歌手Aのパートは画面上部や左側に、歌手Bのパートは下部や右側に表示する。
フォントの使い分け: パートごとにフォントの種類(ゴシック体/明朝体など)やサイズを変える。カラオケの字幕を作る際は、「色 + α(記号・アイコン・名前)」を意識しましょう。
ほんの少しの思いやりで、あなたの作った字幕が「みんなが歌いやすい字幕」に変わります。